映画『365日のシンプルライフ』
今日も東京は雨が降り続いています。
みなさん、どうかお気をつけてお過ごしください。
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公開当時から気になっていた映画、『365日のシンプルライフ』
ようやくレンタル開始されたので、早速観ました。
フィンランドのヘルシンキを舞台としたドキュメンタリータッチの映画。
主人公は、26歳男性のペトリ。
失恋を機に、すべてをリセットしたくなった彼が持ち物全て(下着や靴下まで!というわけで、当初の彼は全裸です……真冬なのに!)を倉庫に預けるところから物語はスタート。
そして彼は自分にあるルールを課します。
それは、
・1日1個だけ必要なモノを持ち帰る
・1年間は何も買わない
・これらを1年続ける
ということ。
私は特にミニマリストを目指しているわけではないのですが、映画を観ているうちにミニマリストの生き方をほんの少し擬似体験できたように思います。
モノも情報も溢れる毎日の中で、モノがもたらしてくれるヨロコビに鈍感になっていた自分に気づかされたり……
何もないガランとした部屋で、主人公の思考と感覚が研ぎ澄まされていく様子になんだかワクワクしたり。
他人事ではなく、私もモノとの向き合い方を考え直してみようかな、と爽やかに思える映画でした。
ちなみに、映画に出てくる家族も友人も、主人公の本当の家族と友人なんですって。
私は、彼のおばあちゃんが口にする言葉の一つ一つが心の深いところに響いて、大好きでした。
毎日の生活に少しの変化を求める方にオススメの映画です。
もちろんミニマリストに興味のある方にも!