映画『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』
珈琲のいい香りが漂ってくるような映像が印象的だった映画。
タイトルを言っただけで、夫は「観なくていいや」という反応だったので(笑)一人でDVD鑑賞。
舞台は、北陸のとある漁師町。
ある日、突然町にやってきた岬(永作博美)が、ボロボロの小屋を建て替え、珈琲店をオープンするところから話は展開します。
岬のお店の真向かいには、休業中の民宿がぽつんと一つ。
そこに住んでいるのがシングルマザー、絵里子(佐々木希)と彼女の二人の子ども。
初めは岬を敵視していた絵里子。でも或ることをきっかけに二人の距離は、ぐんと近くなって……
出演者の自然な演技、美しくて静かな映像に心が澄んでいくような……そんな映画でした。
こんなにも映像から香りを感じたのは、初めてかも。
美味しいコーヒーを片手に、家でゆっくり鑑賞することをオススメします^ ^