凛として、軽やかに。

甘くない現実も軽やかに受けとめて、歳を重ねていきたい。と思いつつ、ジタバタ焦る日もあったり。そんな心模様も正直に綴っていきます。憧れの人は、漫画『大家さんと僕』に登場する大家さん。

映画『パラサイト 半地下の家族』」

 

こちらの映画、名だたる監督や俳優さんたちが絶賛しているうえに、カンヌ映画祭パルムドールも獲ったと知り、期待に胸をふくらませまくって観てきました。

 

もちろんマスクをしての映画鑑賞^^;

 

ネタばれしない程度に、簡単にあらすじを書くと、

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環境劣悪な半地下住宅に住むキム一家。彼らは全員失業中。

しかし長男が友人のツテで、IT企業のCEOを務めるパク家に家庭教師として雇われることになり……

彼の機転もあり、妹、それから父もパク家で働くことになって……

 

というお話でした。

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そして観終わっての感想なんですが……

私の期待値が高すぎたからでしょうか、、「あ、あれっ!?」という。。

 

全体的に作りが雑じゃないかな~、と。

 

出てくる人物にリアリティを感じられないのが、その理由かも。

生身の人間というより、キャラという感じで、心情の描き方も粗い。

 

描き方が漫画っぽいというか、戯画化されすぎというか。

 

格差社会がわかりやすく描かれてはいるんですけど、情感とか趣きとかは一切なくて。

 

こういう感じが最近のトレンドなのかもしれず、私が流行に乗り遅れているだけかもしれませんが……

 

前半はクスッと笑えるところも多く気楽に楽しめるし、後半どんどんブラックな要素が増えていくのも、やり過ぎ感満載ゆえにシリアスになりすぎずに観ることができましたが……

 

後味は悪かったです。

 

 

好みに合う映画で口直ししたい、というのが今の気分。

 

同じような感想を持たれた方、いらっしゃるでしょうか?