誰もがオリジナルな人生を生きている。
最近、よく想うことがあります。
それは『誰もがそれぞれにオリジナルな人生を生きている』ということ。
今年の夏は、私にも家族にも試練の季節でした。
父の入院、介護のはじまり。
そして結果の出ない不妊治療。
周りと比べて勝手に落ち込んだり、人の幸せを妬んでみたり。
淀んだ感情が心の中を渦巻くことのなんと多かったこと。
それでも、たくさん母と話をして、夫と喧嘩をして、本や音楽に勇気をもらって……
最悪の時期は乗り越えられたように思います。
そして冒頭の『誰もがそれぞれにオリジナルな人生を生きている』、だから他人と比較をしても仕方がない、という心境に辿り着きました。
たとえ私たち夫婦が子どもを授かれなかったとしても、それもまた人生。
私たちは、きっと何かほかの宝物に巡り合えるはず。(と、希望も込めて今は考えています)
自分の力で人生を切り拓くことはもちろん大事。
でも、運命(変えられないこと)を静かに受け入れることもまた大事ではないかと思うのです。
そして、『自分で楽しみを創りだし、うまく気持ちを切り替える』ことも大事だな、とここ最近特に思います。
私にとって、気持ちを切り替えるための特効薬は音楽。
この夏、何度スピッツの歌声に救われたことか。
CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection (初回限定盤12cmCD付)
- アーティスト: スピッツ,草野正宗,笹路正徳,土方隆行
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2006/03/25
- メディア: CD
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繊細で透明感あふれる歌声が淀んだ感情を 洗い流してくれた気がします。
特に好きな曲は、『チェリー』。
”愛してるの響きだけで、強くなれる気がしたよ”
というサビのフレーズが好きで、料理を作りながら、食器を洗いながら、CDとともに熱唱すること数知れず。
スピッツ全盛期にはさほど興味を惹かれなかったのに、時を経て、心を鷲掴みにされているという不思議。
今は、ライブに行きたいくらいに大好きなバンドの一つです☆
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