ココ・シャネルの言葉。 - 凛として、軽やかに。

昔も今も変わらぬファッションアイコンのココ・シャネル。

現在のCHANELで販売されているバッグやジャケット、アクセサリーも素敵ですが、私が何より魅了されるのはココ・シャネルの生き方そのもの。

女性が男性の従属物と見なされていた時代に、不幸な生い立ちをものともせず、自分の力で新しい道を切り拓いたシャネルの凜とした生き方。

知れば知るほど、魅せられます。

数々の名言を残したシャネルですが、その中でも私が一番好きなのがこの言葉。

“翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすためにどんなことでもしなさい。”

思い出すたびハッとするし、背中をぐぐっと押してくれる。

モレスキンのホワイトノートに思わず記した言葉の一つです。

ココ・シャネルという人物を知る入門編としておすすめなのが、高野てるみ著『ココ・シャネル女を磨く言葉』。

ちょっとした隙間時間にも、さらさら読めるライトな本です。

シャネルの名言をファッション、恋、仕事、美意識という4つの観点からまとめた本です。

シャネル本人やデザインした洋服の写真なども掲載されているので、見ても楽しめる一冊です。

シャネルの生き方をもっと深く知りたい方におすすめなのは、ポール・モラン著の『シャネルー人生を語る』。

シャネルの友人だったポールが彼女自身から聞いた話をもとに書かれたものです。

ピカソやコクトー、ストラヴィンスキーなど大芸術家との交友関係や華やかな恋愛遍歴、そして何よりファッションという仕事について率直に、時に辛辣に（毒舌炸裂で！)語られています。

若干読みづらいところもありますが、読み応えのある一冊です。